「個別指導のコーチング1」は学習管理を行いながら目標達成へ導く「コーチング」に主体をおいた発達障害・グレーゾーン専門の個別指導塾です。

K-ABCⅡについて

コーチング1では「学習障害(LD)」「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」「自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群、高機能自閉症、広汎性発達障害)」などの発達障害の診断名の有無よりも、お子さんの発達の特性を正確に把握し、対策を講じることを重視しています。 発達の特性を掴むには、診断テストが有効です。
K-ABCⅡはいわゆる発達診断テストの一つで、2歳6ヶ月~18歳11ヶ月のお子さん対象にしております。
脳の処理機能としての認知能力と習得度(認知能力を活用して環境から獲得した知識および読み・書き・算数といった基礎的学力)という両面を分けて算出することができます。
以下の2つの指標について、それぞれのカテゴリーごとに説明します。

1.認知能力

1)継次処理能力
継次処理とは1つ1つ順々に分析しながら処理する能力です。
短期記憶能力や情報の系列化能力などと関係します。
2)同時処理能力
同時処理とはまずは全体としてとらえ、その中で関係づけしていく能力です。
視覚的記憶力や全体を部分に分解する力、空間認知能力などと関係します。
3)計画能力
計画能力は物事の計画を立てる能力です。
予測能力やパターン推理力などと関係します。
4)学習能力
学習能力は新しい知識を獲得する能力です。
検索能力や長期記憶力などと関係します。

2.習得度

1)語彙
言語による単語の理解や表現力です。
2)読み
文字による言葉や文章の読み取り能力です。
3)書き
文字による言葉や文章の表現能力です。
4)算数
計算力や推論能力です。

私たちはこのように診断テストの結果も重要な材料として活用し、お子さんの発達の特性を把握します。 そのため、お子さんに最適な発達指導が可能となります。