・クラスが上がらない
・定例試験より外部模試の偏差値が悪い
・計画表の通りに勉強しても成績が上がらない
・質問室でうまく質問ができない
・家庭学習のやり方がわからない
・個太郎(個別指導)を受けているのに効果がでない
・志望校別の対策に不安がある
・ウイング(家庭教師)をつけているのに成績が伸びない
市進学院で上記のようなことになっていませんか?
実は、これらのことは市進学院生のご両親から寄せられる典型的なお悩みです。
市進学院は面倒見の良さで評判の塾ですが、なぜこのような落とし穴にはまってしまうのでしょうか?
毎年100名以上の市進学院生をサポートしているコーチング1が、市進学院の特徴と対策コーチングを公開します。
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1千葉御三家に強い
今では首都圏全域に校舎がある市進学院ですが、元々は千葉の塾です。 そのため、千葉御三家に強いという特徴があります。
2016年の千葉御三家の実績は393名(渋谷幕張53名、市川156名、東邦大東邦184名)となっていて、SAPIX・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーのトップ4には及びませんが、全体実績から考えると優位性があるといえる実績です。 -
2塾の拘束時間が短い
市進学院は元々は高校受験をメインとした塾で、勉強と部活との両立を前提としたバランスのとれたカリキュラムで評判の塾でした。 そのため中学受験クラスも他塾に比べ、拘束時間が短く、ゆったりとしたカリキュラムという特徴があります。
また、夏期・冬期の合宿も一切行っていません。 これによって家庭学習の時間がたっぷりと確保できるというメリットがあります。 -
3シンプルで分かりやすいカリキュラム
授業では「必修シリーズ」で知識を導入し、「演習問題」で演習を行います。 家庭学習では「ベーシックトレーニング」で基礎力トレーニング、「ホームタスク」で復習ができるようになっています。
その他、類題集である「トライアルシリーズ」などの副教材もあります。 そして、月1回程度実施される定例テストで学習の進捗具合を確認することができます。 このようにシンプルでわかりやすいカリキュラムが市進の良さです。 -
4面倒見の良さを支えるフォロー体制
市進の特徴として、面倒見の良さが挙げられます。
代表的なシステムとしては1クラス2担任制というものがあります。 これは文系と理系の担任がつき、1担任制よりも生徒の状況を正確に把握することができるシステムです。 また、「質問室」が設置されているため、生徒の疑問を拾い上げることができます。 さらに、「個太郎」という個別指導も併設されている教室もあり、フォロー体制がしっかりしています。
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1千葉以外の学校には弱い
千葉御三家をはじめとする千葉の学校には強い市進ですが、千葉以外の学校には決して強いとはいえません。
テコ入れ策として、以前は行われていなかった志望校別の対策講座が行われるようになりましたが、必ずしも実績に結び付いているとは言えません。
そのため、千葉以外の学校を目指すのであれば、独自の志望校別対策が必要となります。 -
2家庭学習の重要性が高い
塾の拘束時間が短いということは、家庭学習の重要性が高いということです。
そのため、市進では家庭学習の「計画表」が渡され、家庭学習を重視するカリキュラムとなっています。 しかし、計画表にはベーシックトレーニング、ホームタスクを中心とした最低限のことしか書かれていません。 必修シリーズ、演習問題で判明した弱点の復習は、計画表に書かれていることだけでは必ずしも十分ではありません。 -
3難関・上位校を狙うには質・量とも不足
市進のカリキュラムは中堅校向きには素晴らしいものですが、難関・上位校にはあまり向きません。
また、塾内テストである定例試験は難易度が易しいため、外部模試を受けるまで志望校と自分の学力との距離感がつかみづらいという難点があります。(日能研の公開模試や四谷大塚の合不合判定テストと比べると偏差値が10~15程度高く出ます。) 難関・上位校を狙うのであれば、トライアルシリーズなどの使い方を工夫し、通常授業では不足してしまうカリキュラムの質と量を補う必要があります。 -
4質問室や個太郎を活かすのが難しい
質問室や個太郎(個別指導)、ウイング(家庭教師)は「的確な質問ができる子」「習ったことを復習する習慣が身についている子」でなければ、活用は難しいです。
「どこが分からないか分からないお子さん」にとっては質問室や個太郎、ウイングで自分に必要なところを的確に質問することはできません。 また、質問はできるお子さんでも、質問したことによって分かった気になり、復習が疎かになると、中学受験の内容は定着しません。
1志望校別の過去問対策 | 塾では行われない志望校別の過去問対策コーチングを行います。 また、過去問対策は長期的な対策が必要なケースがあります。 この場合、受験直前からのスタートでは間に合わないため、志望校が決定した段階で志望校の過去問傾向を分析し、早いタイミングから志望校へ向けた対策コーチングを行います。 |
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2より掘り下げた学習計画 | 計画表に書かれてある通りにベーシックトレーニング、ホームタスクを解くだけでは学力は身につきません。
判明した弱点や問題点をホームタスクだけでなく、必要に応じてトライアルシリーズの類題を利用して復習させます。 これらを盛り込み、塾の計画表よりも掘り下げた学習計画表を作成します。 |
3志望校・学力別の対策 | 難関・上位校を狙うのであれば、通常のカリキュラム+αのサポートを行います。 ホームタスクだけはなく、トライアルシリーズや定例試験を利用した復習の仕方を工夫し、通常授業では不足してしまうカリキュラムの質と量を補うようにカリキュラムをアレンジし、志望校合格へ導きます。 |
4質問室や個太郎の活用 | 質問室や個太郎(個別指導)を何の考えも無く利用しても成績にはつながりません。 質問室や個太郎を使うのであれば、「質問室ではどのテキストのどの問題をやるか」「チューターにどの問題を質問するか」「質問したものはどうやって復習するか」などを決め、有効活用できるようにコーチングします。 |