京都府立高校・高校受験コーチング

1内申点について

内申点は、中学3年間の成績が対象です。主要5教科×5段階×3年間(75点満点)と実技4教科×5段階×3年間×2(120点満点)を合計した195点が満点となります。

2推薦入試について

平成26年度から入試制度が大きく変わり、学校ごとに異なっていた従来の推薦入試、特色選抜、適性検査は「前期選抜」として統一されました。

3一般入試について

平成26年度から入試制度が大きく変わり、「中期選抜」が一般入試に相当します。
前出の内申点195点満点と5科目入試200点満点の二つが総合的に判断されます。
前期選抜・中期選抜で欠員が出た学校・学科では「後期選抜」が行われます。
また、京都市北・南通学圏の普通科第I類で実施されていた総合選抜が廃止され、基本的に受験生が受験したい高校に志願し、その受験した高校に選抜されるかどうかで合格が決まる単独選抜方式に統一されました。

4高校入試過去問傾向分析と対策コーチング

数学
京都府立高校入試・数学の特徴は各分野から幅広く出題される点です。
ですから、各単元の復習をきちんと行い、穴のない学力を養成する必要があります。
大問1は小問集合問題です。計算問題が中心で、正負の数、累乗、平方根、文字式、関数、一次方程式、二次方程式、連立方程式、平面図形などから幅広く出題されますので、各単元の基本事項を確実に押さえてください。
大問2は確率の問題です。確率の問題は単純に公式に当てはまらないものもありますが、上位校を狙うのであれば、公式に当てはまらない問題でも様々な角度から考える練習を行い、思考力を養ってください。
大問3〜6は一次関数、二次関数、平面図形、立体図形が出題されます。
それぞれの単元が単体で出されるだけではなく、図形上を点が動く関数と図形の複合問題、平面図形と比の複合問題、グラフの読み取りと絡めた問題など応用的な問題もも出題されます。各分野の原理原則を理解していないと苦戦が予想されます。
大問7は規則性の問題です。規則性の問題は単純に公式に当てはまらないものがあるため、思考力が問われます。

英語
京都府立高校入試・英語の特徴は長文読解中心の問題という点です。(約8割)
大問1は長文読解問題となっており、本文の内容と一致する英文を選ぶ問題や、和文英訳の問題が出題されます。
大問2の対話文読解問題となっており、空欄補充の問題などが出題されます。大問3〜5はリスニング問題となっています。
長文読解問題は文法の理解と語彙力が問われますが、特に英単語については丸暗記型の学習では長文読解には役に立ちません。英単語は必ず短い文章に絡めて覚え、生きた言葉を覚えましょう。
文法については、基本的な文法がまとめられたテキストを一冊通せば十分です。上位校を狙う生徒については、各分野の穴がなくなるまで、復習を徹底しましょう。
リスニングは「内容を5W1Hで整理していくこと」と「質問に対する適切な答え方」というポイントを押さえる練習を積みましょう。

国語
京都府立高校入試・国語の特徴は、長文読解問題が2題出され、大問あたりの小問数が多いことです。
問題構成は大問1は古文、大問2は論説・説明文です。ただし平成23年度の大問2は和歌と論説・説明文の融合文でした。
また、長文読解と絡めて、漢字や語句などの知識も問われます。
記述問題はほとんどなく、出題されても抜き出し問題程度です。
国語では読書量が問われるわけではなく、読み方の良し悪しが問われます。
ですから「指示語の把握」「接続詞の理解」「意味段落分け」「登場人物と台詞の整理」「場面の変わり目の把握」など読解のテクニックを押さえた練習を積みましょう。
漢字や語句は日々のルーティンワークとして、知識問題がまとめられたテキストを計画的にこなすようにしてください。

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